コミュニケーション下手になる原因、そして会話がはずむコミュニケーションテクニックとは?!

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Y.M 世話好きなおせっかいな性分から、みなさんからキューピット役を頼まれ、多くのカップルの縁を繋いできた千葉県のとある街で、婚活サポートビジネスで起業した元看護師!43歳 自身も様々な試練、困難を乗り越えて、結婚にたどり着いたことから、多くの女性たちに慕われるシンボリックな婚活リーダー! |
仕事、日常生活、欠かすことのできない、職場や家庭などあらゆるコミュニティでのコミュニケーションについて考える
さて、今や、スマートフォンにタブレット、PCと、家庭でも職場でも様々なデバイスを使いこなし、24時間365日、いつでもどこでも誰とでも、コミュニケーションが成立する時代となった、電脳万能社会が到来したというわけですが…。
実はこのことがあらゆる場面におけるコミュニケーションで弊害、問題の要因になっていること、あなたはちゃんと気づいていますか?
今日はこのことを考えながら、コミュニケーション全般について考えてゆきたいと思います。
コミュニケーション下手になる原因について
実はこうした電脳万能社会によって、今、どのような問題が噴出しているでしょうか?
まず、パーソナルなOne To Oneコミュニケーションが可能になったせいで、「口のきき方を知らない人たち」が増え、それがバッシングの対象になったり、逆に、それを理解できない世代への反発が生まれ、対立や、分断が起こっています。
まず、これはビジネスマナーにも大きな影響が出ていて、学生時代はラインやダイレクトなSMSでコミュニケーションしていたせいで、上司や取引先に対する正しいコミュニケーションができず、それが双方のストレスになって軋轢が起こり、所謂、職場でのハラスメント行為に及ぶという問題の顕在化にもつながっています。
また、結局、自分にとって心地よい、意見や考えを同じくする人同士としか、コミュニケーションできないとい人々が増加し、寛容さを売りにするダイバーシティの到来が叫ばれているにも関わらず、非寛容な姿勢を露わにする人たちがネット上で、ヘイトやバッシング、誹謗中傷などを繰り返すという、所謂、粗悪なネットコミュニケーションも顕在化してきました。
更に、何と今の大学生、スマホやスマートデバイスに依存しすぎで、キーボート付きのPCをうまく使いこなすことができないという弊害も…。
要するに機能は万能になっても、それに依存することで、人間性や人間力がどんどん低下、劣化していっている。
それが、社会全体に及ぶ、閉塞したコミュニケーションに至っていると想定されるのです。
コミュニケーション能力を向上させる方法について
まず、あなたはコミュニケーションとは何か?という質問にどう答えるでしょう?
自分の思想、信条、意見を優先させ、議論で打ち勝ち、それを実現させる!
コミュニケーションをそんな風にとらえている人が様々な問題に通じる“コミュニケーション能力の無い人”と言えるでしょう。
コミュニケーションとは?ある一つの目的を達成するために、多く側面から意見を出し合い、その目的を達成するための最良の方法を導きだす、“対話”を重ね、落しどころ=コンセンサスを見出すことが、コミュニケーションです。
つまり、その能力を高めることとは、他者の意見をじっくり傾聴する、他者の意見をしっかり判断する、他者の意見のいいアイデアをしっかり引き出すことができる、そして、それらに対して、最適な言葉を選びだし、互いが心地よく建設的な議論対話を進めることができる、エバンジェリストであることが大事なのです。
つまり、まずは聴く…。時にしっかりメモをとり、一体、お相手は何を望み、何を実現させようとしているのか?そして、何処に結論を導くことが相手の目的であり、メリットなのか?そして、それを承認することで、自分にはどのような利害が生じるのが?信義としてその主張を認めることは正しいのか?
こういうことを会話の中で、瞬時に判断することができる人が、“仕事ができる”、“頭が良い”、“判断力がある”などと評価を得ることができます。
評価を得ることが重要ではなく、“議論”を正しく着地させることが重要。
例えば、アメリアの大統領、ドナルド・トランプは、常に議論が拡散し、思わぬ方向に物事を着地させる可能性が高い、ある意味、危険なリーダーと言えるでしょう。
会話がはずむコミュニケーションテクニックとは?!
他者との会話をうまく進めるために身に着けておきたいテクニックとは?
きちんと意思を表情で示す。
なんでも笑顔でなぁなぁと…。これ日本人の悪い癖…。しかし、笑顔であることに問題はないのですが、例えば視線の方向や目つきなどで、相手に対するアグリーorディスアグリー=同調か反論か?を示すことは可能。
どうも、喜怒哀楽を伝える力が弱いと、お相手の気持ちの高揚感を引き出したり、うまく相手を乗せて、その力を引き出すことができません。
Yes!Butの徹底が重要
人は誰でも頭ごなしにNoと判断され、それを言葉に出され反論を受けると、議論や対話に対して、積極的に挑めなくなる、やる気が削がれて意見を出さなくなる方向に進みます。
従って、まずはお相手を認める。そして、その意見を尊重しながら、それとは異なる考え方として・・・とバリエーション案、対案を示す。
このことで議論や対話は活性化されるものです…。
事前のリサーチが重要
会議であれば、事前に配布されるレジュメに目を通しておくことが、会議を目的あるものにするように、合コンであろうと、どんな些細なコミュニティ内での集まりであろうと、相手を知ること!一体どんな考えをもってその会に臨むのか?可能であれば事前リサーチをしておくことが必要でしょう。
それを行うことによって、一体、自分がそこで何を言えばいいのか?ということが見えて来るからです。
相手を歓ばせること!
この場に来てよかったな!この人と今後も継続的に関係性を維持したいな…。そんな思いにさせるのは、あなたに人を歓ばせる力が宿っているかどうか?です。
“人を歓ばせることに強い幸せを感じる”人のほうが、“他者よりも自分が大事”と考える人が、“多幸感”や“成功感”、“充足感”が高い!という統計結果が現れています。
実は、まさにコミュケーション能力とは、“人を歓ばせる力”が強い人のほうが、当然のことながら、それが高いと言えます。
お笑い芸人、カリスマ店員、人に愛される人の所作にはそれが溢れています。
そういう思いが足りない人、つまり、身勝手で、わがままで、一人善がりの人ほど、結局、他者との軋轢を引き出し、マイナスに作用する際が大きいのです。
いかがでしょうか? 結局、コミュニケーション能力と称される力とは?
他者を愛するキモチ、他者を認める愛情、他者を赦す優しさ…。 これが、高い人を示します。
そういう人は何処にいっても明るい太陽の如く、多くの人に光を与えます。
光に縋るか?光を与えるか?
自分がどちらを選ぶかは、自分次第!笑顔溢れる毎日のために、自分はどうあるべきか?
そう、その答えを探すことが、きっとコミュニケーション能力の向上に繋がることでしょう!